化石燃料ゼロのカーボンニュートラル・フューエル合同テストが開催。現状は最高速で3〜5km/h減のパフォーマンス

 スーパーGTで初となる、化石燃料ゼロのカーボンニュートラル・フューエル(CNF/バイオマス由来の非化石燃料)を使用した合同テストが11月7日、シーズン最終戦が終わった翌日のモビリティリゾートもてぎで開催され、GT500車両13台、GT300車両9台の22台が参加して快晴のもと行われた。CNFは来季から全戦で導入が予定されているだけに、早くも2023年の戦いに火蓋が切られたかたちとなった。

 スーパーGTでは、2030年までにシリーズ全体のCO2排出量半減を目指した環境対応ロードマップ『SUPER GT Green Project 2030』を発表し、シリーズ全体のカーボンニュートラル(CN)化を推進。2023年からの全車両でのCNF導入に向けて、ドイツのハルターマン・カーレス社製『ETSレーシング・フューエル』というCNF燃料が使用されることが明らかになっている。

スーパーGTもてぎCNFテスト SUBARU BRZ R&D SPORT
スーパーGTもてぎCNFテスト 車両を修復しテストに臨んだapr GR86 GT
スーパーGTもてぎCNFテスト Studie BMW M4
2023年のスーパーGTで導入される予定のドイツのハルターマン・カーレス社製『ETSレーシング・フューエル』 ドラム缶200リットルがチームごとに供給された
衆議院委員議員の山本左近氏が先導する形で、トムス、ニスモ、ARTAのピットを視察した自由民主党モータースポーツ振興議員連盟の先生たち
CNFはこれまでの通常燃料に比べて若干、重量も重くなるというが、車両のバランスへの影響は大きくはないという
レースを熟知した山本左近衆議院委員議員が、かつて在籍したトムスチームを訪問
各チーム、200リットルのCNFが供給され、ハイオクガソリンとの比較が行われた
スーパーGTもてぎCNFテスト ハルターマン・カーレス社製ETSレーシング・フューエル
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スーパーGTもてぎCNFテスト ハルターマン・カーレス社製ETSレーシング・フューエル
スーパーGTもてぎCNFテスト 埼玉トヨペットGB GR Supra GT
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