スーパーGTで初となる、化石燃料ゼロのカーボンニュートラル・フューエル(CNF/バイオマス由来の非化石燃料)を使用した合同テストが11月7日、シーズン最終戦が終わった翌日のモビリティリゾートもてぎで開催され、GT500車両13台、GT300車両9台の22台が参加して快晴のもと行われた。CNFは来季から全戦で導入が予定されているだけに、早くも2023年の戦いに火蓋が切られたかたちとなった。
スーパーGTでは、2030年までにシリーズ全体のCO2排出量半減を目指した環境対応ロードマップ『SUPER GT Green Project 2030』を発表し、シリーズ全体のカーボンニュートラル(CN)化を推進。2023年からの全車両でのCNF導入に向けて、ドイツのハルターマン・カーレス社製『ETSレーシング・フューエル』というCNF燃料が使用されることが明らかになっている。