恋人にドタキャンされた学生の寝台列車の旅 カンヌグランプリ「コンパートメントNo.6」公開決定

© 2021 - Sami_Kuokkanen, AAMU FILM COMPANY

第74回カンヌ映画祭でグランプリを獲得した映画「コンパートメントNo.6」が、2023年2月10日より劇場公開されることが決まった。

「コンパートメントNo.6」は、恋人にドタキャンされ、世界最北端の駅へ向かう寝台列車に一人で乗り込んだ学生ラウラが、6号コンパートメントで粗野な炭鉱作業員のリョーハと乗り合わせるという物語の作品。最悪の出会いではじまる最愛の旅を、フィンランド映画の先駆者アキ・カウリスマキを思い起こさせるメランコリーとオフビートなユーモアを交えて描く。

監督を務めるのは、フィンランドの新たな才能であるユホ・クオスマネン。カンヌ映画祭ある視点部門グランプリを受賞した「オリ・マキの人生で最も幸せな日」で長編監督デビューを果たしたユホ・クオスマネンは、ロサ・リクソムの同名小説を原案にした本作で、監督第2作にしてカンヌ映画祭グランプリを獲得。フィンランド・アカデミー賞と言われるユッシ賞では、作品賞・監督賞・主演女優賞など7冠を制し、米アカデミー賞の国際長編映画賞のフィンランド代表に選出されるなど、世界の映画祭で多くのノミネートと受賞を成し遂げた。

© 2021 - AAMU FILM COMPANY, ACHTUNG PANDA!, AMRION PRODUCTION, CTB FILM PRODUCTION

【作品情報】
コンパートメントNo.6
2023年2月10日(金)、新宿シネマカリテほか全国順次公開
配給:アット エンタテインメント
© 2021 - AAMU FILM COMPANY, ACHTUNG PANDA!, AMRION PRODUCTION, CTB FILM PRODUCTION

© 合同会社シングルライン