新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は8日、新たに80代の女性3人の死亡と、10歳未満～90歳以上の1410人の感染が確認されたと発表した。
市によると、亡くなった1人はクラスター（感染者集団）が発生した市内の高齢者施設の入所者で、3日に陽性と判明、5日に死亡した。認知症の基礎疾患があり、死因は新型コロナ以外という。別の1人はクラスターが発生した市内の病院に入院。4日に陽性と判明し、5日に新型コロナで亡くなった。脳梗塞などの基礎疾患があった。
もう1人は、10月29日に陽性と判明し、同日亡くなった。死因は新型コロナ以外だった。
新規感染者の年代別は、20代が228人で最多。10代209人、50代197人、30代195人、40代179人、10歳未満144人（0歳13人、1～4歳50人、5～9歳81人）、60代102人（60～64歳67人、65～69歳35人）、70代90人、80代49人、90歳以上17人だった。
市内の新規クラスターは計7件。高齢者入所施設4件、障害者入所施設1件、磯子区と栄区の病院各1件で、市は新たなクラスターと認定した。
