亀田製菓(新潟市江南区)、アルビレックス新潟へ「ハッピーターン」10年分(600袋)を贈呈

アルビレックス新潟の高木善朗選手(写真左)と亀田製菓の髙木政紀代表取締役社長COO(写真右)、後方には10年分となるハッピーターン50箱

亀田製菓株式会社(新潟市江南区)は8日、J1リーグ昇格決定とJ2リーグ優勝を果たしたアルビレックス新潟へ、同社のロングセラー商品「ハッピーターン」10年分を贈呈した。長年スポンサーとしてチームを応援してきた亀田製菓の髙木政紀代表取締役社長COOは「スポンサー冥利に尽きる」と喜びを語る。

亀田製菓は、アルビレックス新潟の前身にあたる「アルビレオ新潟FC」が設立された1996年から同チームのユニフォームスポンサーとなり、アルビレックス新潟がJFLからJ2へ参入した1999年から現在まで胸スポンサーとなっている。

今回、亀田製菓本社を訪れたアルビレックス新潟の高木善朗選手と株式会社アルビレックス新潟の中野幸夫代表取締役社長を迎えたのは、テーブルいっぱいに積まれたハッピーターン50箱。袋数にして600袋、枚数に換算すると1万6,000枚となる。1週間1袋のペースで食べると仮定して10年分は520袋だが、さらに優勝祝いで80袋追加したという。

左から、アルビレックス新潟の中野幸夫代表取締役社長、髙木COO、高木選手、ハッピー王国のターン王子

ターン王子と記念撮影をする高木選手

亀田製菓の髙木COOは今回の贈呈について「ハッピーターンは、(発売当時の)第1次オイルショックの暗い時代の中で、『お客さまの手元に幸せが戻って来るように』と名づけた商品。J1復帰を果たしたアルビレックス新潟に相応しい贈り物だと思う」と話す。また、1万6,000枚という枚数には、「アルビレックス新潟の平均入場客数が約1万5,000人だったと聞いている。来シーズンはプラス1,000人以上動員することを目指してご活躍いただければ」という期待も込めた。

ハッピーターンを受け取った高木選手は「一人では絶対食べきれない」と笑みをこぼしつつ「亀田製菓には苦しい時も支えていただいた。J1の新しい景色を一緒に見れるよう、これかもよろしくお願いします」と感謝の言葉を述べる。

つづけて、昇格決定から約1ヶ月が経った現在の気持ちとこれからの意気込みを聞かれ「新潟の方々に喜んでいただいているのを見てさらに(昇格と優勝を)実感している。来年への気持ちも引き締まる。まずは怪我を直し、さらに選手として成長して活躍できるよう今を頑張りたい」と語った。

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亀田製菓 ハッピーターンスペシャルサイト

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