海自と10カ国海軍が救難訓練 24隻参加、日本では20年ぶり

負傷者の治療手順を確認する海自の医療関係者と米海軍、オーストラリア海軍の軍医ら=海自掃海母艦「ぶんご」の手術室

 海上自衛隊は6、7の両日、国際観艦式に参加した米韓豪、カナダなど10カ国の海軍と共同で関東南方の海域で捜索救難訓練を行った。

 6日に相模湾で開催された海自創設70周年を祝う国際観艦式の一環で、海自護衛艦など24隻が参加した。同規模の多国間訓練は日本では20年ぶりという。

 訓練は台風で遭難した複数の商船内で負傷者が出たという想定で実施した。

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