県内経済 緩やかに持ち直しで増収増益ーしずおかFGが中間決算発表

2022年10月、静岡銀行が設立した持ち株会社「しずおかフィナンシャルグループ(FG)」が11月8日、2022年度の中間決算を発表しました。経済が緩やかに持ち直していることもあり、前年と比べ増収となっています。

しずおかFGの2022年度の中間決算では、連結経常収益が1393億円と前年の同じ時期より231億円増加しました。また、連結経常利益は389億円と、前年の同じ時期より55億円増え、増収増益となりました。

宿泊業が回復傾向にあり、静岡県内経済が全体的に緩やかに持ち直していることが影響しました。県内企業の生産についても、中国のロックダウンや半導体不足による制約が解消に向かい、改善しつつあります。

一方で、原材料などの価格上昇により不透明な状況は続いています。しずおかFGは、2023年3月期の通期では連結で経常利益が760億円、純利益が540億円になると予想しています。

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