Jリーグで「外国人助っ人」と言えば、圧倒的に多いのはやはりブラジル人。
昨日のJリーグアウォーズで発表された今季のベストイレブンも、FWはチアゴ・サンタナ(清水)、エウベル(横浜FM)、マルシーニョ(川崎)という3名のブラジル人選手が独占した。
一方、アルゼンチンは南米でブラジルと肩を並べる強豪国でありながら、近年Jリーグでプレーする選手がほとんどいない。
いったいなぜなのか…。
そこでQolyは、残念ながら先日契約満了が発表されてしまった、ベガルタ仙台のアルゼンチン人MFレアンドロ・デサバトを直撃!
インタビュー前編となる今回は、2019年のセレッソ大阪加入やJリーグの印象、ベガルタ仙台でのプレーなどを中心に聞いた。記事ではその一部を紹介する。
(取材日:2022年10月19日)
――(前略)仙台でも声出しが解禁され、スタジアムにファン・サポーターの声が戻ってきました。
ピッチでプレーしている選手たちにとってサポーターの声援というのはとても重要です。彼らの声援や励ましは私たちにエネルギーを与えてくれますし、より力を発揮する後押しになるものです。
そのおかげで私たちはホームで強くなれますし、どんな相手チームにとっても難しい試合になると思います。
――仙台のスタジアムの雰囲気はいかがです?
素晴らしいですね。サポーターはいつも全力でサポートしてくれます。
チームには良い時もあればつらい時もありますが、彼らは常に声を出して支えてくれます。
――デサバト選手はブラジルのヴァスコ・ダ・ガマで2018年に1シーズンプレーされています。アルゼンチン人から見たブラジルリーグはどんなリーグですか?
ブラジルの国内リーグは南米で最もレベルが高いリーグの一つです。
優れた選手がいる強力なリーグですし、アルゼンチン人の選手がブラジルに渡るのは非常にポジティブなことではないかと思います。
アルゼンチン人の自分にとって日々成長させてくれるリーグだと思います。
――Jリーグにはブラジル人選手と比べてアルゼンチン選手が少ないです。どんな理由が考えられますか?
ちょっと分からないですけど、もしかするとブラジル人の選手のほうがプレーヤーが日本に来るための機会や直接的なコネクションが多くあるのかもしれませんね。
動画では他にも、名前の由来や同じプロサッカー選手である双子の弟アルベルトの存在、2019年にセレッソ大阪へ加入した理由、Jリーグの印象、セレッソ退団後の無所属期間、ベガルタ仙台でのプレーなど、たっぷり聞いているのでそちらもぜひ!
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なお、アルゼンチンサッカーやリオネル・メッシ、ワールドカップに臨むアルゼンチン代表チームなどについて聞いたインタビュー後編の動画はYouTubeの『Qoly公式Ch.』にて近日配信予定なのでこちらもお楽しみに。