心肺蘇生法 親子ら練習 松浦の保育園、幼稚園で講習会

消防署員の指導で、人形を使って心臓マッサージを学ぶ園児=松浦市、慈光幼稚園

 長崎県松浦市御厨町のじこう保育園・慈光幼稚園(森有紀子園長)で、保護者や園児を対象にした心肺蘇生法講習会があった。
 市消防本部の立石滉太消防士長ら3人が心臓マッサージの方法や自動体外式除細動器(AED)の使い方を人形を使って指導。園児も赤ちゃんの人形を使って練習した。
 同町の田中裕美さん(43)は「突然、家族が心肺停止になったらパニックになるだろうが、心臓マッサージの手順を知っておくだけでも対処は違ってくると思う」と話した。
 講習会は10月28日、新型コロナ禍で取りやめになった秋祭りの代わりの親睦行事「ファミリーフェスティバル」の一環として開いた。


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