Laura day romanceが、チャットモンチー「世界が終わる夜に」のカバーを本日配信! Vo.井上花月「2022年の今を生きるわたしたちにぴったりな楽曲」

都内を中心に活動している4人組バンド Laura day romanceが、チャットモンチー「世界が終わる夜に」のカバー音源を本日配信リリースした。 UNICORN、ASIAN KUNG-FU GENERATION、KANA-BOONなどが所属するソニーミュージック内のレーベルKi/oon Musicが手掛ける公式カバープロジェクト「Room=World」(ルームワールド)の企画としてリリースされる今作は、ジャケットアートワークに香港を拠点に活動しているリトルサンダー(門小雷)の描き下ろしイラストを起用。 「小さな部屋から、良質な音楽を生み出せる時代。大きな世界へと、一瞬で音楽を届けられる時代。」という企画コンセプトのもと、今回9作品目としてLaura day romanceの参加が決定。 2007年リリースのチャットモンチー「世界が終わる夜に」を、アコースティックギターと電子音で再構築し、原曲の持つ切実さを残しながらも斬新なサウンドスケープを展開したカバー音源を配信リリースした。

大のチャットモンチーファンであるVo.井上花月は、「世界が終わる夜に」を選曲した理由に関して、【2022年の今を生きるわたしたちにぴったりだと思い選曲させていただきました。】とコメント。 チャットモンチーに関しても、自身がバンドを始めたきっかけであり、11歳の時に出会って以来ずっと自身の根本にあり続けてくれる大事なバンドとして、大きなリスペクトを捧げている。 また、Laura day romanceは、2023年1月29日(日)に渋谷WWW Xにて自身最大規模のワンマンライブ『SWEET VERTIGO 2023』を開催することを先日発表したばかり。さらに季節と連動したEP4連作配信プロジェクト「Sweet Seasons, Awesome Works」を発足している彼らは、11月16日(水)に秋のEP『Awesome ep.』をリリースする。

Laura day romance 井上花月(Vo.)コメント

◉チャットモンチーとの出会い

2007年当時11歳だったわたしの、すこし背伸びした楽しみのひとつが最寄りのTSUTAYAでCDを借りることでした。その時もいつものように「生命力」と「chatmonchyhas come」をなんとはなしにジャケ借りしたのですが、バンドといえば男性メンバーばかりだと思っていたわたしにとってメンバー全員が女性であるということはかなりの衝撃でした。そのうえ、その頃ウォークマンに入っていた誰よりもかっこよくて輝いていて、はじめて聴いた瞬間からチャットモンチーのつくる世界にどっぷりはまっていきました。バンドをやろうと思ったきっかけであり、その後もずっとわたしの根本にありつづけてくれる大事なバンドです。

◉「世界が終わる夜に」を選んだ理由

わたしたちが日々楽しんでいるたくさんの物語よりもずっと奇妙で、大変なことが加速度的に起こるこの現実なんて、映画みたいに眺めでもしないとやってられないみたいな主人公が出てくる「世界が終わる夜に」は、2022年の今を生きるわたしたちにぴったりだと思い選曲させていただきました。

フィクションでこそきらめく諦念と希望でできた光のそそぐ曲なのに、サビの「わたしが神様だったらこんな世界は作らなかった」というごく私的で切実なフレーズにぐんと引き寄せられて、聴くたび胸がつまってしまいます。

大好きで大切な曲がたくさんあるなかでひとつだけ選ばなければならならいということに喜びつつもとても困りました。

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