地元にある仕事知って 小林高生企画 子ども職場体験

 小林市内にある仕事を小中学生に知ってもらおうと、小林高(永倉英了校長、426人)の生徒2人が企画した職場体験会が8日、同市内であった。13人が飲食店や写真館など五つの職場を訪れ、仕事について理解を深めた。
 同校2年の松坂はなさん(16)と早田暖(わさだのん)さん(17)が授業で持続可能な開発目標(SDGs)を学ぶ中で、キャリア教育の大切さを感じて企画した。
 小中学生は古着店CHILK(チルク)では商品の陳列などを体験。印刷業のベクターデザインでは自分の名前や誕生日をデザインしたオリジナルのトートバッグを作った。
 松坂さんは「みんな楽しそうに体験していて、企画して良かった」と笑顔。早田さんは「将来を担う子どもたちに、小林にはさまざまな仕事があることを知ってもらえたら」と話していた。

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