8日は、月が地球の影に隠れる天体ショー「皆既月食」を見ようと、広島でも多くの方が空を見上げたのではないでしょうか。県内各地の様子をもう一度…。
【写真を見る】赤銅色の月 皆既月食の夜 広島でも観測 戦国時代以来の惑星食も
広島の夜空を照らす満月…。
8日午後6時過ぎ、左下が欠ける部分食が始まります。
見ごろとなった紅葉がライトアップされた三次市です。
イベントの一環として打ち上げられた花火と、ほぼ欠けた月が共演です。
欠け始めてからおよそ1時間後の午後7時過ぎ…。
月が完全に地球の影に隠れる皆既食になりました。
太陽光の屈折によって月は赤黒い「赤銅色」に変わります。皆既食による赤い月はおよそ1時間半にわたって見ることができました。
また、8日は、日本では戦国時代以来となる天王星が月に隠れる惑星食も同時に観測されました。
街の人たち
「きれいです。涙が出そう」
「赤黒い月は、もう生きている間には見られないかも」
「すごく貴重な体験をさせてもらった」
広島で次に皆既月食が観測できるのは、2025年9月です。