栃木県は11日、新たに1087人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者数が千人を超えるのは4日連続で、前週の同じ曜日(428人)の約2.5倍に増えた。県内の累計感染者数は25万1289人となった。70代男性3人と60代女性1人の計4人が6~11日に死亡し、県内の死者は計544人となった。
新規感染者は10歳未満~90歳以上。50代以下が全体の約9割を占め、最多の10代が192人、40代が182人、20代が156人、10歳未満が141人、30代が140人、50代が117人などと続く。クラスター(感染者集団)は3件発生。宇都宮市内の高齢者施設で6人、同市内と小山市内の医療機関でそれぞれ7人、6人が感染した。
死者のうち2人は医療機関に入院中、1人は死亡後に感染が判明した。もう1人は自宅療養中だったという。
入院者(予定含む)179人、宿泊療養者84人、重症者3人。