「Tokyo Tokyo Old meets New」を活用して開発された「東京のおみやげショップ」がマルシェイベントに出店!

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は都内で開催されるマルシェイベントに出店される「東京おみやげショップ」についてや、東京の伝統工芸品を紹介する特別企画「職人のいぶき」でを紹介しました。

◆マルシェイベントに"東京おみやげ”出店

「東京おみやげショップ」が、都内で開催されるマルシェイベントに出店します。

「東京おみやげショップ」は、アイコンとキャッチフレーズ「Tokyo Tokyo Old meets New」を活用して開発された、「東京おみやげ」を販売しています。

「東京おみやげショップ」が出店するマルシェは、千代田区丸の内1丁目の新丸ビル地下、エントランス付近の丸の内行幸マルシェで、11月11日(金)午前11時30分~午後7時30分まで開かれます。

もうひとつは、港区赤坂のアークヒルズ1階、アークカラヤン広場のヒルズマルシェです。

11月19日(土)午前10時~午後2時まで開かれます。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/10/31/11.html
https://tokyotokyo.jp/ja/special/omiyage/

◆特別企画「職人のいぶき」 #19 江戸表具

東京の伝統工芸品を紹介する特別企画「職人のいぶき」。
今回は、絵や書画を保存、鑑賞するために、掛け軸や屏風などに仕上げる、「江戸表具」です。

掛け軸、屏風、ふすまなど、江戸時代に、床の間や茶道で客をもてなす和の空間になくてはならないものとして発展してきた、江戸表具。
日本では、絵や書は、常に表具とともに鑑賞されてきました。その繊細な技巧からは、職人たちの息遣いが聞こえてきます。

表具の製作、修復の工房として、創業287年と、古い歴史をもつ、「アイディ・タナカ」。
江戸時代から培われた技術を、9代目の父・正武さんから受け継いだ、娘の成澤啓予さん。

(成澤啓予さん)「江戸表具は、和紙やきれ地を使って、糊と水で貼るというのが基本的な作業です。いちばん大事なのは、書や絵の本紙の部分。そこを、いかに引き立たせて表装するかという役目をもっているのが表具師」

表具師は、作品をより魅力的に引き立たせる黒子の役割だと話す、成澤さん。

(成澤啓予さん)「表具は、新しいものを作るだけではなくて、50年から100年、もつように修復をしているんですが、あまり濃い糊を使ってしまうと、表具が硬くなってしまうということもあるし、逆に、100年後にもう一回、絶対に誰かに修復してもらう、そのときに修復しやすいように、剥がれるようにしなければいけない。違うことを言っているようなんですけど、剥がれないようにしなければいけないし、将来、剥がれるようにもしなければいけないという糊の調整をしています」

そして、歴史ある江戸表具の修復だけでなく、現代のライフスタイルに合った新しい試みも行っています。それは、江戸表具の技術を活かした観音開きの屏風に円窓を入れ込んだ、観賞用の卓上禅屏風。

(成澤啓予さん)「今、『表具って何?』といわれることがほとんどで、そこをなんとか、もっと新しい、身近に置けるものを作って、若い人たちも含めて、広めていきたいと思っています」

伝統的な技術を守り、かつ、時代に合わせた工芸品へと進化を見せる、江戸表具。そこには、職人のいぶきが感じられます。

アイディ・タナカの商品をはじめとする、東京の伝統工芸品は、オンラインショップ「小粋屋東京」でも取り扱っています。

関連リンク
https://www.rakuten.ne.jp/gold/koikiya-tokyo/

<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:杉浦みずき、白戸ゆめの
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

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