イタリアの地に思いを馳せて。本場イタリアで修行した店主が提供する"イタリア郷土料理のお店"「va bin」 / 大津市

ロモアライターのSari(@sari_heart77)です!

今回は、大津市粟津町にある「va bin(ヴァビン)」さんを訪れました!

「va bin」さんはイタリアの郷土料理のお店。店主の高橋さんは本場イタリアのトリノ大学でイタリア語を習得後、そのままイタリアの料理店で修行を積み、昨年2021年の9月にva binをオープンされました。

店名の「va bin」はイタリア語で「OK」の意味である「va bene」のピエモンテ方言。トリノが州都であるピエモンテ州の方々にお世話になったことと、昨今の厳しく辛い時期を明るくさせたいという想いを込められているそうです。

そんなお店があるのは、大津市粟津町。JR・京阪石山駅から徒歩4分ほどで、国道のガード下を越えてすぐの「焼肉万福」さんの向かいのビルの2階にあります。駐車場はないので、近隣のコインパーキングを使用しましょう。

ランチは土日のみ、平日は火曜から金曜の17時半から営業されています。 今回は平日の夜にお邪魔しました!

店内はカウンター6席、テーブル14席で、壁にはセンス良くワインの瓶が並んでいます。

メニューはサラダ、前菜、自家製生パスタ、お肉料理、ドルチェと沢山のラインナップ。 そして高そうに見えるお店ですが、価格帯もお手頃です。

またお酒もワインを始めとしてビール、カクテルなど充実しています。

今回はおすすめメニューの中から

・前菜盛り合わせ(1380円)
・サンマとレーズン・ナッツのトマトソースパスタ〜シチリア風〜(1580円)
・濃厚パンナコッタ(550円)

の3点をいただきました!

お酒は

・赤ワイン(ボルギ・ランゲ・ネッビオーロ)グラス700円
・スプリツァー(白ワインとソーダのカクテル)660円

をチョイス。

ネッビオーロは渋みのまろやかな飲み口。 スプリツァーはさっぱりとしていて爽やかで飲みやすいカクテルでした。

さて、お料理のレビューを。

前菜盛り合わせの内容は

・ピエモンテ風ローストビーフ
・トリノの田舎パテ
・赤キャベツのマリネ
・鮭と小松菜のトルタサラータ
・イタリア産生ハム

まずローストビーフのビジュアルが目を引きます。柔らかなお肉にツナのソースがコクを出し、ちょこんと乗ったケッパーが口の中で爽やかに香ります。

パテは、海なし州ピエモンテだからこその、トサカや軟骨、肝の入った一品。これが絶品!思わずお酒に手が伸びる伸びる。コリコリした食感と、パテの濃厚な旨味が口の中で爆発です。

赤キャベツのマリネも、酸味がまろやかでやさしく、ちょうど良い。さすがだなという味付け。トルタサラータはイタリア版のキッシュのようなもの。こちらはとてもクリーミーで鮭と小松菜の味わいがマッチしていてとても美味しいです。

イタリア産生ハムも塩気が心地よく、お酒にピッタリでした。

お次がパスタ! こちらのパスタは高橋さん自ら仕込んでいる自家製のもの。高橋さんの鍛えられた腕の筋肉はこの仕込みで作られたそうです(インスタ調べ)

そんな生パスタは、高橋さんのこだわりが表れた、特別な味わい。細めのたまご麺で、とにかく歯切れがいいんです!食感が明らかに工場で作られたものとは違いました!

そしてこちらのソースがまた美味しくて感動。 濃厚なトマトのソースに脂の乗ったサンマの味わいがマッチ。さらに、様々なナッツの食感とレーズンの甘みが時々訪れる…。

麺との絡みも最高で、食べていて楽しく、それぞれの味が口の中に交互に、時には同時に現れて食べ終わるまで飽きさせない、素晴らしいパスタでした。

デザートには、トリノの定番といわれるパンナコッタを。 このビジュアルから弾力が伝わるでしょうか?

プリンプリンなんていう表現を超えた、もっちりとした本当に濃厚なパンナコッタ! イチゴとラズベリーのソースでいただきます。 甘酸っぱいソースと対照的に、パンナコッタの、顔もほころぶ甘みが口いっぱいに広がります。

いやはや絶品でした。

思わず遠くイタリアの地に思いを馳せてしまう、素晴らしい時間を過ごすことができました!

「va bin」さん、ごちそうさまでした!!

気になった方は、ぜひ高橋さんが提供する料理を食べにいってみてね!

お店の情報

[店名]va bin
[住所]滋賀県大津市粟津町 17-39styleⅡ2F
[営業時間](火〜金)17:30分~23:00(土日)11:30~14:30、17:30~23:00
[定休日]月曜日
[駐車場]なし(近隣のコインパーキング)
[お店のSNS]Instagram
[支払い方法]現金 ・カード(夜のみ)

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