オミクロン株対応ワクチン 長崎県が大規模接種開始 2月上旬まで

オミクロン株対応の新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける男性=県庁

 長崎県は11日、県庁と佐世保市内のホテルで新型コロナウイルスのオミクロン株対応ワクチンの大規模接種を始めた。2023年2月上旬まで。県の担当者は「年末年始にかけて感染拡大が懸念されている。できるだけ年内に受けてほしい」と呼びかけている。
 使用しているのは、従来株とオミクロン株(BA・1)に対応した米モデルナ製の2価ワクチン。12月以降順次、BA・5対応のワクチンに切り替える予定。対象者は初回接種(1.2回目)が完了した18歳以上で、前回接種から3カ月以上経過し、接種券がある3~5回目を希望する人。
 原則、金、土、日曜に実施。県内4カ所のうち、長崎会場(県庁)は毎週、佐世保会場(レオプラザホテル佐世保)は月2回、諫早会場(トランスコスモススタジアム長崎)と島原会場(島原文化会館)は月1回のペース。諫早は26日、島原は12月16日から。各会場上限は1日500人。
 予約は県のコールセンター(電0120.502.439)で午前9時から午後9時まで受け付けているほか、県のホームページからもできる。


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