第102回全国高校ラグビー大会神奈川県予選は12日、秋葉台公園球技場で準決勝が行われ、桐蔭学園が33―7で慶応に勝利し、12大会連続で決勝に駒を進めた。
桐蔭は前半開始早々に先制トライを献上し、今大会初失点するもロック中野誠章(2年)の2トライなどで12―7と逆転。後半も攻勢を緩めずSO萩井耀司(同)らがインゴールに飛び込んだ。
慶応はFB笠原悠真(3年)のトライで先制したが、主導権を奪いきれなかった。
◆決勝は4大会連続同一カード
20日の決勝は4大会連続で東海大相模─桐蔭の顔合わせとなり、同日午後1時開始。東海が勝てば32大会ぶり8度目、桐蔭が勝てば8大会連続21度目の頂点に立つ。
優勝校は12月27日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する全国大会の出場権を獲得する。