国立天文台によると、13日(日)未明ごろはおうし座北流星群が極大となり見頃を迎える。火球と呼ばれる明るい流星が多く流れ、偶然目にすることも多い流星群と言われているという。
西日本は12日(土)夜間がオススメ
おうし座北流星群は9月から12月まで活動する流星群で、暗い時間帯は一晩中見えるものの、午後9時以降の方が見つけやすいそうだ。
12日(土)夜遅くは沖縄、中国・四国から東北にかけて晴れる所が多く、広く観察できる見通し。極大となる13日(日)未明になると西日本では雨の範囲が広がるため、西日本では12日(土)中に夜空を見上げた方がよさそう。東日本や東北は13日(日)未明も晴れて、星空観察日和と言えそうだ。九州や北海道では雨の所が多く、観察は難しいかもしれない。
今月18日(金)未明はしし座流星群も見頃
なお、国立天文台によれば今月18日(金)未明にはしし座流星群が極大を迎える。現段階では、18日(金)に日付が変わるころはおおむね晴れる所が多い見込み。おうし座北流星群を見逃したとしても、しし座流星群は広く観察チャンスがありそうだ。
おうし座北流星群・しし座流星群ともに、寒さ対策と感染対策を徹底した上で楽しみたい。
(気象予報士・鈴木悠)