擬態する生態紹介 リーフフィッシュ展示 うみがたり

 上越市五智2の市立水族博物館「うみがたり」は27日まで、11月のマンスリー水槽を展示している。今月は枯れ葉に擬態する「リーフフィッシュ」を展示し、その生態を紹介している。

枯れ葉のような外見の「リーフフィッシュ」

 リーフフィッシュは南米・アマゾン川支流のネグロ川に生息、世界三大珍魚といわれている。枯れ葉のような色と形で外敵から身を守り、小魚などを待ち伏せして捕食している。同館は水の色や水質などをアマゾン川に近づけて飼育しており、水槽の中で漂う姿を見せている。
 水槽に添えられたパネルでは、リーフフィッシュの餌やペアリングなどの生態を掲示。また、生息するアマゾン川の広大な範囲やそこに数多くの生き物がいることなどを紹介している。

© 株式会社上越タイムス社