〔海外深発地震〕フィジー付近でM7.0・津波被害のおそれなし(11/12)

米国地質調査所(USGS)によると、日本時間11月12日16:09頃、南太平洋のフィジー付近を震源とするM7.0の深発地震が発生しました。津波警報センターは情報を発表しましたが、津波による大きな被害のおそれはありません。【11月12日16:50現在、レスキューナウまとめ】

【発生事象】(USGS)
震源地:フィジー付近(南緯20.1度 西経178.3度)
近隣都市の方角・距離:
北西  333.9 kmにレブカ(フィジー)
東南東 348.3 kmに首都ヌクアロファ(トンガ)
西北西 401.3 kmに首都スバ(フィジー)
北北西 474.8 kmにランバサ(フィジー)
北西  506.5 kmにバ(フィジー)

発生日時(日本時間):11月12日16:09頃
震源の深さ:587.2km
地震の規模:M7.0
津波:津波警報センターは情報発表も、大きな被害のおそれはない。

■基礎データ
フィジー共和国
人口:約896444人
首都:スバ
在留邦人数:352人(外務省発表)

◆用語解説「深発地震」
・震源の深さが概ね300kmよりも深いところを震源とする地震。海溝付近から大陸プレートに潜り込む海洋プレートの上面(発見者の名前から「和達・ベニオフ帯」と呼ばれる)で発生し、双方のプレートの岩盤の性質の違いにより地震波の伝わり方が異なることから、震源近くよりも震源から遠く離れた場所で大きな揺れを感じることがある(異常震域)。

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