宇中女が56年ぶり頂点 春高バレー栃木県予選決勝 男子は足大付4連覇【動画】

接戦を制し、歓喜する宇都宮中央女・宇都宮中央の選手たち=12日、県北体育館

 第75回全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)本県代表決定戦(下野新聞社主催)は12日、県北体育館で男女の決勝を行い、男子は足利大付が4年連続41度目、女子は宇都宮中央女・宇都宮中央が56年ぶり4度目の代表に決まった。

 今大会は男子32校、女子52校50チームが出場。9月17日から全国大会出場を目指して熱戦を繰り広げてきた。決勝は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、出場各校の関係者100人ずつと県内高校のバレーボール部部員のみ観戦。男女ともフルセットにもつれる好試合となった。

 男子の足利大付は第1セットを奪われたが、守備を修正して対抗。約2時間に及ぶ作新学院との競り合いを制した。女子の宇都宮中央女・宇都宮中央は先に2セットを連取後、宇都宮商に2セットを奪い返される苦しい展開。最後は攻撃力の高さで栄冠をつかんだ。

 男女の代表校は来年1月4日から東京体育館で開幕する本大会に出場。組み合わせ抽選は来月4日に行われる。

第4セット、得点し歓喜する足利大付の選手たち=県北体育館

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