ファジ選手 トークで会場に笑い ファン感謝デー、1500人来場

トークショーで笑顔を見せるファジアーノのイレブン=コンベックス岡山

 今季J2で過去最高の3位と躍進したファジアーノ岡山の「ファン感謝デー」が13日、岡山市のコンベックス岡山で開かれた。サポーター約1500人が来場し、ステージイベントやサイン会などで選手と触れ合った。

 ステージには赤や青、緑などカラフルな衣装を着た選手たちが戦隊ヒーローのごとくポーズを決めて登場し、トークショーを展開。DF柳が「選手の奥さんにカフェでモンブランを食べているところを見つかった」と甘党の一面をのぞかせると、こわもてとのギャップに会場から笑いが起きた。

 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに実施されたサイン会では、サポーターがユニホームや色紙を手に列をつくり、今季で退団する在籍通算10年目のMF喜山らが笑顔でペンを走らせていた。一宮高1年生(16)は「好きな柳選手の素顔を知ることができた。来季も応援する」と話した。

 最後は全選手と木山監督、北川社長が登壇。退団する6選手があいさつした後、就任1年目で昨季11位のチームを飛躍させ、続投が決まった木山監督が「来季、選手と皆さんと力を合わせJ1の切符を勝ち取る」と決意を述べた。

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