【DeNA】三嶋、8月の手術後初ブルペン「本当に順調に来ている」 捕手を立たせ20球

難病を克服し1軍のマウンドへ復活を誓う三嶋=5月、横浜

 国指定の難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」の手術を8月に受けた横浜DeNAの三嶋一輝投手(32)が13日、術後初めてブルペン投球を行った。捕手を立たせ、ゆったりしたフォームから白球を伸びのある球を投げ込んだ。

 術後に練習の強度を上げ、1週間前には約40メートルのキャッチボールを行っていた。

 三嶋は球団の公式ツイッターを通じ、「本当に順調に来ているし、これでもゆっくり。きょうは6~7割の力で、立ち投げでしっかり20球投げることができた。焦らずゆっくりやっていきたいと思う」と話した。

 三浦監督から「克服して1軍でばりばり活躍した人がいないんだったら、その1人目になれよ」と励まされた剛腕。ハマスタのマウンドで完全復活した姿をチームも、ファンも待ち望んでいる。

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