FANTASTICS・木村慧人&M!LK・山中柔太朗のW主演で「飴色パラドックス」をドラマ化

MBSほかで4月から1年限定でスタートしたドラマ枠「ドラマシャワー」枠では、12月15日に第5弾作品「飴色パラドックス」(木曜深夜1:29)がスタート。FANTASTICS from EXILE TRIBE・木村慧人とM!LK・山中柔太朗がダブル主演を務めることが分かった。2人はともに連続ドラマ初主演となる。

「飴色パラドックス」の原作は、累計100万部を突破した、夏目イサク氏による人気BLコミック。週刊誌の記者とカメラマンが、事件を追うごとに衝突しながらもひかれ合う、正反対の“ケンカップル”が織り成す胸キュンラブストーリーだ。映画「ロボコン」「武士道シックスティーン」など数々の青春映画を手掛け、「もしも、イケメンだけの高校があったら」(テレビ朝日系)などドラマでの演出にも実績のある古厩智之氏が監督を担当。今作を独自の観点でとらえ、2人のキャラクターの魅力を鮮やかに映し出す。

木村が演じるのは、週刊「DASH!」編集部の張り込み班の記者で、正義感が強く真っすぐに仕事と向き合う素直な尾上聡。同じく週刊「DASH!」編集部の張り込み班のカメラ担当・蕪木元治役を山中が務める。

蕪木は、スクープのためなら手段を選ばない人たらしで、クールに見えがちだが、相手を思いやる優しい一面もあるキャラクターだ。同期でひそかにライバル視していた相手である上、スクープのためなら手段を選ばない蕪木のやり方が正義感の強い尾上には納得できず、最初は衝突ばかりの2人だが、共に事件を追ううちにお互いのことが気になり始める。

木村は「お話をいただいた時、ぜひやらせていただきたいです!と即答しました! W主演ということでプレッシャーもありましたが、絶対にチャンスをつかんでやろうと気合を入れて撮影に臨みました! 原作と台本を読み込み、演じてみてさらに尾上というキャラクターを好きになりました。このドラマがたくさんの方に届いて愛されることを願っています!」とメッセージを寄せる。

一方、「お話をいただいた時は大きめの声が出ました!」という山中は、「驚いたと同時に楽しみな気持ちが湧いてきて、気合も入りました。原作を読み、楽しませていただきまして、木村慧人くんとこの作品をどう作っていくのか、クランクインの前から楽しみで仕方がなかったです」と心境を振り返り、「すてきな作品をお届けするために、たくさん2人で話しながら、慎重に作り上げていけたなと感じていますし、慧人くんがお相手でよかったなと心から思っています。“ケンカップル”という2人の特別な雰囲気を、皆さまぜひ楽しんでください」と出来栄えに自信を見せている。

原作の夏目氏は「『飴パラ』ドラマ化です! すごい! ありがとうございます! 長く連載している漫画を、今またこうして新しい形として作品にしていただけることが本当にうれしいです。監督さん脚本家さん、プロデューサーチームの方々は脚本の段階から私の意見をしっかり組み込んで何度も修正してくださいました。また見学させていただいた撮影現場でも、キャストさんやスタッフさんがそれぞれのキャラをすごく研究してくださっているのが伝わって、皆さん『飴パラ』の世界観を大事にしてくださってる…と感動しました」とドラマ化を喜び、「なので、きっと原作を好きでいてくださる方にも楽しんでもらえるドラマになっているはず。そしてドラマきっかけで『飴色パラドックス』を知って、気に入ってくださる方がいらしたら、漫画も読んでいただけたら幸せです」とアピールしている。

古厩監督は「木村くんと山中くんが、素直で真っすぐで一生懸命でいいヤツだったので、私は心から2人を好きになれました。すると撮るのも楽しいのです。木村くんの気持ちで山中くん演じる蕪木を見つめ、山中くんの気持ちで木村くん演じる尾上の肩を抱いていました(心の中で!)。すると2人の間に信頼感があるのも分かってきます。互いを嫌いなら分かってしまう。2人も互いを好きになれたんじゃないかなぁ…。僕らは2人に生まれたパートナーシップのようなものを撮っていたのかなと思います。2人に撮らせてもらったんですね」と撮影を振り返っている。

なお、「飴色パラドックス」は、テレビ神奈川(12月15日スタート 木曜深夜1:00)、群馬テレビ(12月20日スタート 火曜深夜0:30)、とちテレ(12月21日スタート 水曜深夜1:00)、テレ玉(12月22日スタート 木曜午後11:00)、チバテレ(12月22日スタート 木曜午後11:00)でも放送。TVer、MBS動画イズム、GYAO!で1週間の見逃し配信をする。

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