児童相談所・県警が子どもの虐待対応の合同訓練 広島

子どもの虐待に対する児童相談所と県警の連携を強化しようと、合同訓練が行われました。

訓練「長い間、太郎くんにお会いできていないので、何度か家庭訪問させてもらいました」

今年で9回目となる広島市、県、警察による合同訓練。虐待の疑いがある家庭に児童相談所の職員と警察官が訪れる想定で行われました。

訓練「(いやー!)子どもの悲鳴が聞こえましたのでただいまより臨検・捜索を始めます」

保護者が児童への面会を拒否し続けたため、職員らはドアチェーンを切って中にいる子どもを保護しました。

広島市児童相談所 槇岡裕治さん「早く知ること、虐待通告があれば速やかに動き、最善の方法で対応していくことをいつも念頭に置いています」

昨年度、広島市の児童虐待相談・通告件数は過去最多の2467件で、コロナ禍で保護者の在宅時間が多くなったことが増加の一因と考えられるということです。

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