新潟県新発田市に「落札者は決まっている」という匿名ファックス、談合の可能性から入札を中止に

新発田市役所本庁舎「ヨリネスしばた」

新潟県新発田市は15日、新発田市が発注を予定していた「創石補第2号 農集排石喜処理場電気設備更新工事」について、談合情報が寄せられ、公正な入札ができなくなるおそれがあると判断したため、入札を中止した。

新発田市の担当者によると、新発田市役所庁内のファックスに匿名で特定の業者を名指しして、「落札者は決まっている」という主旨の内容が送られてきた。これを受け新発田市では、公正な入札ができなくなるおそれがあると判断したため、入札を中止し、事実関係を調査する。

今後、調査の結果も踏まえて入札を行うか中止するか再度検討していくという。

© にいがた経済新聞