パルマ女子、90年代「ミラクル・パルマ」を彷彿の新ユニフォーム発表!

かつて中田英寿氏も在籍したイタリアの名門パルマ。

その女子チームであるパルマ・カルチョ2022とキットサプライヤーのErreaは10日、懐かしき黄金期を想起させる新サードユニフォームを発表した。

Parma Calcio 2022 Errea 2022-23 Third

22-23新サードユニフォームは、男子チームとは異なる女子独自のブルーを基調としたデザイン。素材には抗ウイルス・抗菌生地を使い、ウイルスなどから選手を守る。

デザイン面での注目は、一瞬で目を引く右側の袖・脇部分に落とし込んだジオメトリック・パターン。これは単なるチームカラー“Gialloblu”(ジャッロブルー/黄と青)の幾何学模様ではなく、男子チームの黄金期を想起させる懐かしのデザインだ。

このジオメトリック・パターンのグラフィックは、男子パルマが90年代に黄金期を迎えた時代のユニフォームを思わせる。

クラブ側は「90年代風」とだけ説明し“元ネタ”のユニフォームやシーズンを明かしていないが、この模様は95-97シーズンで使用したPuma時代のホームキットをモチーフにしたものと思われる。90年代黄金期のパルマは何度もリーグ優勝を争い「ミラクル・パルマ」と呼ばれていた。

10チームでタイトルを争う女子セリエA(Serie A Femminile)で現在9位と下位に沈むパルマ。伝説の黄金時代を彷彿させる新ユニフォームで巻き返しを図りたいところだ。

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