Omdia:米国で35歳未満の最も人気のあるアプリとしてTikTokがNetflixを追い抜く

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【ロンドン2022年11月14日PR Newswire】Omdiaの新しい調査によると、TikTokがNetflixを追い抜き、米国で2番目に人気のあるサービスになったことを明らかにした。YouTubeは35歳未満の視聴数で首位の座を維持したが、年齢により大きく偏り、35歳以上では6位を占めた。Omdiaの最新消費者調査として、Maria Rua Agueteシニアディレクターが今週のMIPCOMで公表した。

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TikTokは英国とフランスで同レベルの人気を得ておらず、視聴動画サービス全体で5位になり、英国ではiPlayer、Netflix、Amazon、フランスではTF1サービス、Netflix、6Playの下に転落した。全体的に、これらの市場ではYouTubeが最も視聴されたプラットフォームにとなり、TikTokは35歳以上でトップ10に入らなかった。

OmdiaのMaria Rua Agueteシニアディレクターは「放送局はCMやその他の方法で若い視聴者との関係を作る事に熱心だが、TikTokが新しい視聴者に手を伸ばし成長する重要性の増大を軽視してはならない」と語った。

ソーシャルメディアのプラットフォームで2021年の動画コンテンツ視聴時間は9分増加し、Omdiaが分析した英国、米国、スペイン、イタリア、フランス、ドイツ、オランダ、スウェーデン、オーストラリアの9市場で、1人1日平均60分になった。

Facebookは2021年、動画視聴時間をリードしたソーシャルメディアプラットフォームで、9カ国全体の平均視聴時間は18.7分に達した。Facebookは同年の大半でMAU(月間アクティブユーザー数)が失速して前年を下回った。

対照的にライバルのTikTokは2021年、ソーシャルメディアプラットフォームで最速の成長率を記録、6.4分増の18.1分に達しており、2022年の動画視聴でFacebookを追い抜くのはほぼ確実である。

FacebookはTikTokの脅威に対抗するため2022年2月、ショート動画「リール(Reels)」の機能を世界的に追加した。2012年以降、同サービスから次第に離れたティーンエージャーからヤングアダルトまでの人口動態グループに対応、2017年のTikTokサービス開始を受けてはるかに多くの人が離れる前兆である。

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ソース:Omdia

(日本語リリース:クライアント提供)