反町隆史が「スタンドUPスタート」で謎多き副社長役。竜星涼と初共演

反町隆史が、フジテレビ系で2023年1月にスタートする連続ドラマ「スタンドUPスタート」(水曜午後10:00、開始日未定)に出演することが分かった。反町が同系連ドラにレギュラー出演するのは、2014年の「あすなろ三三七拍子」以来約9年ぶりで、主演の竜星涼とは初共演となる。

「スタンドUPスタート」の原作は、「ドロ刑」で知られる福田秀氏が描く、現在も「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の大人気コミック。過去の栄光にすがる中年や前科者、就業経験のない主婦、就職活動に挫折した大学生など、さまざまな事情を抱えた“訳あり人材”へ投資する主人公・三星大陽(竜星)の姿を描くビジネスストーリーだ。

反町扮(ふん)する三星義知は財閥系企業「三ツ星重工」の副社長。大陽とその兄・大海(小泉孝太郎)の叔父だ。現社長である大海が社長に就任する前、先代の頃から副社長として会社を支えてきた重鎮だ。聡明で、会社のあらゆることを熟知しており、不意に現れては、優しい言葉と笑顔を振りまくが、周囲には何を考えているのか分からない人物だと思われている。昔から、大陽と大海のことをよく知っており、今では若き経営者となった大海を陰で支える一方、大陽とは何やら因縁がある様子。果たして義知は2人の敵なのか? 味方なのか? 物語のキーマンとなる謎多き人物を、反町がどのように演じるか注目だ。

「昔からフジテレビのドラマに出演させていただいておりましたが、またこうして約9年ぶりにオファーをいただくことができ、大変光栄で、うれしく思います」と喜ぶ反町は、「主人公が訳あり人材に投資し、その人自身が自信と生きがいを手に入れる。それだけでなく、投資家という目線から仕事・企業を理解することができる。読んだ人全員が起業できるのではないかと思うほど、細かい部分までしっかり描かれていて、読み進めていくのがとても楽しかったです」と作品の印象を語る。

演じる役柄については、「義知は、一見おおらかで気前がよさそうですが、決して腹の底を見せない狡猾(こうかつ)な人物です。話が進んでいく中で、義知の過去、人間性が少しずつ明らかになっていきますので、そこにもぜひ注目していただきたいです」とアピール。

竜星や小泉との共演に関しては、「多くの作品で活躍し、俳優としての輝きを増す竜星くんとの初共演を楽しみにしています。大陽の前に立ちはだかる壁として、全力で義知を演じさせていただきます。また、小泉さん演じる大海は冷静沈着で、まさしく小泉さんにぴったりな役だと思いました。ご一緒することができて大変うれしく思います」と期待を寄せる。

そして、竜星は、反町との初共演に「僕が一番大好きなドラマも、僕がこの世界に入ったきっかけも反町さんでした。今回、快く引き受けていただいたことにとても興奮しています。これから撮影で、同じ画面に入ってどんなキャッチボール(芝居)ができるのか、とても楽しみです!」と感激している。

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