日向市細島港で16日、台風14号の影響で沈んだイワガキ、ヒオウギ貝の養殖いかだの残骸撤去がボランティアで行われた。2年前に同市に移住した水産コンサルタント岩本愛さん(38)や漁師仲間が呼びかけ人となり、ダイバーらが水深約15メートルなどで作業し、復興を後押しした。ごく一部ながら生き残ったヒオウギ貝も引き揚げられ、養殖業者は「自分だけでは何もできなかった」と感謝の言葉を述べ、再起を誓っていた。
台風14号被災の養殖いかだ残骸、有志ら復興願い撤去 日向・細島港 漁業者「感謝」
- Published
- 2022/11/17 06:00 (JST)