非情の落選告知に激怒した選手も…「オランダ代表、W杯に不在のスター5名」

20日に開幕を迎えるワールドカップ2022。それに向けて参加する各チームが26名のスカッドを選出している。

今回は、ルイス・ファン・ハール監督が率いるオランダ代表チームに入ることができなかった5名のスターをご紹介。

ヤスパー・シレッセン

クラブ:NECナイメーヘン

ワールドカップのメンバーから外されたことでファン・ハール監督に激怒したというヤスパー・シレッセン。公式発表の前に電話で落選を知らされ、感情を爆発させていたという。

2014年大会では全試合に出場して3位入賞に貢献した彼はメンバー入りが確実視されていたものの、若きユスティン・バイロウや大ベテランのパスフェール、まだ代表出場がないノッペルトにポジションを奪われてしまった。

ハンス・ハテブール

クラブ:アタランタ

「フィジカルマシーン」とも呼ばれるアタランタの右サイドバック。2018年にオランダ代表デビューし、その後長い間招集外となったが、また2020年頃から復活。今年も2試合に出場していた。

複数のポジションをこなせることもあって代表招集の可能性はあると考えられていたものの、今回はレヴァークーゼンのジェレミー・フリンポングが初めて入ったこともあって招集外に。

ジョルジニオ・ワイナルドゥム

クラブ:ローマ

ワールドカップを見越して、ワイナルドゥムは出場機会が少なくなっていたパリ・サンジェルマンを退団してローマへと期限付き移籍した。ところが、なんといきなりトレーニングで腓骨を骨折。かなり長い間の欠場が必要になった。

ローマが契約を取り消さなかったことを考えれば今季後半には帰ってこられると予想されているが、このワールドカップには全く間に合わない状況となってしまった。彼にとっては不運な2022年になった。

ライアン・フラーフェンベルフ

クラブ:バイエルン・ミュンヘン

オランダのサプライズ落選の筆頭はおそらくフラーフェンベルフだろう。バイエルン・ミュンヘンに移籍した20歳のMFは、世界でも屈指の才能を持っているヤングスターとして知られている。

ただ、ドイツに移籍してからはブンデスリーガで1試合も先発出場がなく、途中出場が主となっている。そのプレー時間の不足が仇になったか、ワールドカップのメンバーから漏れてしまった。

スヴェン・ボットマン

クラブ:ニューカッスル

昨季リールで大活躍を見せ、今夏はプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドで活躍する左利きのセンターバック。多くのビッグクラブに狙われた選手だ。

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まだオランダ代表でプレーしたことはないが、メディアではかなりメンバー入りが有力と言われていた。ところがファン・ハール監督は彼を最終的な26人の枠に加えることはなかった。

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