コロナ357人、50代最多

 沖縄県は16日、県内で新たに357人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。7~10月に発生した名護市や北部保健所管内などでの7例のクラスターも報告した。

 新規感染者の年代別では50代の56人が最多で、次いで10代が54人、30代が47人、20代と40代が46人、10歳未満が41人などとなっている。重症化リスクの高い発生届の対象者は74人で、地域別では中部22人、那覇市19人、南部18人、八重山6人、北部6人、宮古が4人、県外1人だった。

 入院患者は83人で病床使用率は13.4%。圏域別の病床使用率は本島14.9%、宮古8.1%、八重山3.3%。高齢者施設での施設内療養者は51人。

 7例のクラスターのうち、宮古島市内の社会福祉施設で7月に計17人の感染があった。県によると、現在は夏に比べ、感染者が出ている施設数は少なくなっているという。 (中村万里子)

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