警視庁の警察官、住居侵入の疑いで逮捕 隣家の女性「風呂場の窓が開いていた」 盗撮目的か

神奈川県警本部

 神奈川県警人身安全対策課と相模原南署は16日、住居侵入の疑いで、警視庁蒲田署地域課の巡査長(36)=相模原市南区磯部=を逮捕した。

 逮捕容疑は、14日午後9時50分ごろ、同区に住む男性の自宅敷地内に侵入した、としている。県警によると、「弁護士と話した上で対応します」と認否を留保しているという。

 相模原南署管内では2022年に入ってから風呂場をのぞかれたり、盗撮されたりしたなどの通報が約50件に上り、同署員らが警戒を強めていた。パトロール中の捜査員が、ジャージー姿で敷地に出入りする姿を目撃したほか、直後に隣家の女性が「風呂場の窓が開いていた」などと説明したという。県警は、同容疑者が盗撮目的で敷地に侵入したとみて、関連を調べている。

 警視庁警務部の大嶌正洋参事官は「捜査の結果を待って、厳正に対処してまいりたい」としている。

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