街なか彩る冬の風物詩 LRTテーマの電飾も うつのみやイルミネーション【動画】

オリオンスクエアで開かれた「うつのみやイルミネーション」の点灯式

 【宇都宮】冬の風物詩、「うつのみやイルミネーション2022」が17日、市中心部で始まった。計約20万個の発光ダイオード(LED)の電球が点灯。青や白色などの幻想的な光が夜の街なかを彩っている。点灯は来年1月31日まで。

 市中心市街地ライトアップ実行委員会などが主催。今回は来年8月に運行予定の次世代型路面電車(LRT)をテーマにした電飾も、ポケットパーク(中央3丁目)や釜川の「ふれあいの滝」付近に登場。宇都宮メディア・アーツ専門学校の学生、市内の幼稚園など9団体の子どもたちがそれぞれ製作に参加した。

 江野町のオリオンスクエアでは同日、点灯式が行われた。佐藤栄一(さとうえいいち)市長らがボタンを押すと、今回初めて天井全体に施された同スクエアのイルミネーションが一斉に点灯し、来場者を驚かせた。星が丘1丁目、梅村美香子(うめむらみかこ)さん(50)は「初めて来ました。こんなにきれいだと思いませんでした」と感動していた。

 会場では宇都宮短大付属高の生徒たちによる演奏やファッションショーなどが行われたほか、ボージョレ・ヌーボーの解禁日に合わせ「一晩だけのワイン村」も開かれ、にぎわった。

オリオンスクエアで開かれた「うつのみやイルミネーション」の点灯式

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