高速道路での多重衝突事故想定し訓練/NEXCO西日本、岡山県警、7消防本部が連携【岡山市】

交通量が増える年末年始を前に11月18日、高速道路上での多重衝突事故を想定した訓練が岡山市内で行われました。
岡山県内の高速道路を管轄する7つの消防本部や岡山県警、NEXCO西日本が各機関の連携強化を目的に行ったものです。
訓練は、山陽自動車道で事故を起こした乗用車2台に、ガソリンを積載したタンクローリーが追突、けが人6人が出たとの想定です。
現場に最初に着いたNEXCO西日本の職員は事故状況を道路管制センターに報告し、駆け付けた警察官と交通整理を行いました。NEXCO西日本から連絡を受けた消防の隊員が到着すると、直ちに車内に閉じ込められたけが人の救出に取りかかるとともに、出火した車の消火作業にも当たりました。
NEXCO西日本によると、岡山県内では、2022年10月までに高速道路上で発生した事故は427件と、既に前年1年間の事故件数を16件上回っています。
このため、冬場は日没が早く路面凍結の恐れがあることから、運転には特に注意してほしいと呼びかけています。

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