室戸市長選挙は新人と現職の一騎打ち!11月20日投票 高知県

11月13日に告示された室戸市長選挙には、新人の沢山保太郎(さわやま・やすたろう)氏(78)、現職の植田壮一郎(うえた・そういちろう)氏(66)の無所属2名が立候補しました。投開票は11月20日に行われます。

今回は植田市政の是非、少子高齢化対策としての若い世代の定住促進および新たな産業の創出、南海トラフ巨大地震対策、耐震基準を満たしていない市の庁舎の移転建て替え計画などが争点と考えられます。

市庁舎の移転建て替えは最後まで反対を訴える 沢山氏

沢山氏は立命館大学卒業。室戸市議会議員、東洋町長を務めました。

沢山氏は以下の政策を掲げました。

・市庁舎の移転は多額の費用がかかるため中止し、現庁舎を耐震補強する
・大規模な失業対策事業を実施する
・市民への仕事の保障を億単位の費用を掛けて徹底的に行う

市庁舎の移転は住民投票で判断する 植田氏

植田氏は東京農業大学卒業。室戸市観光協会長、室戸市議会議員、高知県議会議員を経て、2018年の室戸市長選挙に初当選、今回は2期目を目指しての立候補となります。

植田氏は以下の政策を掲げました。

・市庁舎は移転が望ましいが、住民投票を実施し民意を聞く
・少子高齢化や人口減少対策を最重要課題とする
・魅力ある住まい、働く場の整備、教育・子育て支援や医療の充実により、若い世代の流出を防いで移住者を呼び込む

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