11月13日に告示された尼崎市長選挙には、日本維新の会新人の大原隼人(おおはら・はやと)氏(44)、無所属新人の松本眞(まつもと・しん)氏(43)の新人2名が立候補しました。投開票は11月20日に行われます。
3期12年務めた稲村和美氏が退任を表明し新人2名の争いとなった今回は、これまでの市政運営への評価、子育て支援策、教育環境の充実、地域の活性化策などが争点と考えられます。
尼崎の成長の可能性や無限の潜在能力を、思い切った行財政改革で引き出したい 大原氏
大原氏は尼崎市生まれ、近畿大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院総合政策研究科 博士課程前期課程修了、甲南大学大学院法学研究科法務専攻修了。2009年に実家の産婦人科大原クリニックで事務長代理に就任し、2012年に保育所運営会社のルシエンス株式会社を設立、代表取締役に就任しました。現在は市内の4園を運営しています。
大原氏は以下の政策を掲げました。
「子育てしてよかった!」「住みつづけたい!」と思えるよう、尼崎を「次のステージ」へと発展させたい 松本氏
松本氏は静岡県静岡市生まれ、東京学芸大学卒業、東京学芸大学大学院修了。文部科学省に入省し、ICT教育、大学、科学技術などを担当しました。2018年から尼崎市教育長を、2021年から尼崎市教育アドバイザーを務め、今年7月に文部科学省を退職しました。
松本氏は以下の政策を掲げました。