乳幼児や車椅子にも対応 神奈川・厚木で「水まもりトイレ」完成 憩いの場として一般開放

上空から撮影した水まもりトイレ。濃い水色部分がロゴ(管清工業提供)

 下水道管理の管清工業(東京都、長谷川健司社長)は、神奈川県厚木の杜(もり)環境リサーチセンター(厚木市森の里若宮)に、シンボルとなる「水まもりトイレ」を完成させた。2日には地元関係者を招いて除幕式を実施した。

 既にオープンしている研究研修施設や、下水道の仕組みを学ぶことができる展示施設に続き2期工事が完了したもので、地域住民の憩いの場として一般開放する。

 トイレは円を3重にした形で、最上部は高さ4.5メートル。内部に男性用、乳幼児対応、車椅子対応、女性用の四つのトイレがある。会社を象徴する「管」と「水」で構成し、上から見ると同社のロゴマークのデザイン。命名には「水を大切にするサポーターを増やしたい」との願いも込められているという。

 2024年着工をめどに、本社機能を同センター敷地内に移転させる計画も進んでいる。

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