怪我多すぎW杯…アルゼンチン代表に「落選してしまった5名のスター」

20日に開幕を迎えるワールドカップ2022。各国がすでにメンバー26名を発表し、それぞれの試合に向けて準備を進めている。

今回はその中からアルゼンチン代表でメンバーから漏れてしまった有名選手たち5名を特集しよう。

ルーカス・マルティネス

クラブ:フィオレンティーナ

この数年アルゼンチン代表でコンスタントに招集されてきたルーカス・マルティネス。フィオレンティーナでは今季好調なパフォーマンスを見せ、ワールドカップでも貴重な戦力になることが予想された。

しかしながら、ワールドカップ開幕までわずか2週間に迫ったサンプドリア戦で、前半25分に激しいタックルを受けたことで右足首を負傷してしまう。その結果、夢の舞台へと足を踏み入れることは不可能になった。

ジョバニ・ロ・セルソ

クラブ:ビジャレアル

2017年に初招集されたアルゼンチン代表ですでに40試合以上プレーしてきた左利きのコンダクター、ロ・セルソ。昨季からビジャレアルへとローン移籍しており、スペインでその実力を発揮してきた。

昨年のコパ・アメリカでもアルゼンチンの南米制覇に貢献するなど中心的な存在であったが、彼も怪我に泣かされてしまった。アスレティック・ビルバオ戦で太ももの筋肉を損傷してしまい、結局ワールドカップに間に合わず。先日はフィンランドで手術を受け、3ヶ月ほどの離脱になることを発表していた。

アンヘル・コレア

クラブ:アトレティコ・マドリー

アンヘル・ディ・マリアやパウロ・ディバラの怪我の状態が不安視されていたことから、前線にはアンヘル・コレアが招集される可能性が高いと言われていた。ところが、前述のニ名がチームに含まれていたこともあり、彼はメンバーから外れることに。

彼は『TyC』のインタビューに対して「参加できると思っていた。大きな悲しみを感じたし、とてもつらい打撃だった」と話したという。そして、アトレティコの指揮官ディエゴ・シメオネから「人生は良いことも悪いこともある。重要なのは、立ち上がって、強くなることだ」と慰められ、「仲間を最後まで毎試合応援したい」と気持ちを固めたとのことだ。

ルーカス・オカンポス

クラブ:アヤックス

今季セビージャからアヤックスへとローン移籍したルーカス・オカンポス。ところが、このオランダへの移住があまりうまくいかなかった。彼は今季なかなかプレーする時間を与えられていない。

その影響もあってメンバーから外れた彼はSNSに「今日神はこう僕に告げている。未来を無理強いしてはいけない、奇跡を押し付けようとしてはいけない」と書き、全ては神様の思し召しであると信仰強いメッセージを投稿していた。

ルーカス・アラリオ

クラブ:アイントラハト・フランクフルト

アイントラハト・フランクフルトで鎌田大地や長谷部誠とプレーしているアルゼンチン代表ストライカー。やはりディ・マリアやディバラの怪我の状態によってはワールドカップに呼ばれるだろうと言われていた。

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ところが今回は彼らがメンバーに入ったために招集外に。アルゼンチン代表で9試合3ゴールと結果を残しているルーカス・アラリオであるが、コパ・アメリカ2021も怪我で出場できなかったという経験を持っており、ビッグトーナメントには縁がない…。

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