”養鶏王国”に緊張 関係者 早期封じ込め誓う 新富・鳥フル疑い

高病原性鳥インフルエンザの疑いが確認された農場近くで慌ただしく初動対応に当たる関係者ら=19日午後4時5分、新富町(敷地から距離を取り望遠レンズで撮影)

 「やはり起こってしまった」「1例で食い止めなければ」。新富町の採卵鶏農場で、今季県内1例目となる高病原性鳥インフルエンザ疑いが確認された19日、”養鶏王国”に緊張が走った。10月から高病原性の発生が国内で相次ぎ、防疫会議の開催や業者への石灰配布など、県を挙げて警戒を強めていた中での一報。養鶏関係者は「防疫を徹底する」と早期封じ込めに向け、一層気を引き締めた。

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