栃木県は21日、矢板市文化会館に設けている新型コロナウイルスワクチンの県営接種会場で、「接種済証」に貼るワクチンの製造ロット番号シールの貼り間違いがあったと発表した。
県によると、19日に接種した25人に対し、実際とは異なる番号のシール「200040A」を貼って渡した。23人には既に連絡したが、残り2人と連絡が取れない状態という。番号は副反応が起きた場合の確認などで必要になるため、県は正しいシール「200042A」を郵送するなどして、貼り替えを求めている。
原因は担当者の認識不足で、県は再発防止策に向けてチェック体制をさらに徹底するとしている。同会場では昨年10月にも番号シールの貼り間違いがあった。