ステーキ店のパフォーマンス中、鉄板の炎が引火…5歳男児ら親子が顔や手にやけど 沖縄・豊見城

 18日午後7時45分ごろ、豊見城市のステーキ店で「5歳の男の子がやけどを負った」などと119番通報があった。豊見城署によると、県外からステーキ店を訪れていた父と男児の親子2人が、従業員の調理中に、鉄板から上がった炎で顔や手にやけどを負った。親子は本島南部の病院に搬送された。命に別条はないという。署は被害者から相談を受け、関係者から当時の状況など詳しく話を聞いている。
 関係者によると同店は客の目の前で、鉄板で肉などを調理する。従業員がパフォーマンスでアルコールとみられる液体を噴射した際、鉄板を挟んだ先にいる親子の周辺に液体が飛び、引火したとみられる。店側は「手順を誤った」などと話していたという。
 ステーキ店の運営会社は「詳細は確認中なのでコメントできない」としている。

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