焼津漁港 冷凍カツオ盗 漁協職員らが水産加工会社元常務から1日2万円ほどの報酬受け取る

静岡県の焼津漁港を舞台にしたカツオの窃盗事件をめぐり、焼津漁協の10人程度の職員らが焼津市内の水産加工会社の元常務から現金数万円を受け取っていたことが新たにわかりました。

これは、焼津漁協が2022年8月から9月にかけて、職員や元職員20人を対象に行った調査で明らかになりました。関係者によりますと、調査に対して焼津漁協の10人程度の職員らが、窃盗の疑いで逮捕されている焼津市内の水産加工会社の元常務から報酬として、1日あたり現金2万円ほどを受け取ったと話したということです。

焼津漁協が2021年11月にまとめた報告書では、「カツオを横流しした事実はある」とした一方で、報酬を受け取った職員はいなかったと公表していました。

© 静岡放送株式会社