開幕を迎えたカタールワールドカップ。日本代表史上初の3大会連続ゴールを決めた本田圭佑は、今大会には出場しない。
「ABEMA FIFA ワールドカップ 2022 プロジェクト」のGMとして外から、世界の戦いを見つめることになる。
その本田は、Abemaのグループステージ分析でスペイン戦についてこんな話をしていた。
「世代交代に失敗してる…スペインファンに怒られるわ(笑)
でも、失敗してると思うんですよね、どう見ても。
付け入る隙は、全然なんぼでもあるんじゃないかと思います。
なんか、ペドリとガビが両方、世界のトップの選手っていう認識はまだないですよね。
もちろん、バルサですでにレギュラーで、世界のトップクラブでレギュラーになっているので、世界のトップやろっていう意見があるかもしれないですけど。
さらに上の領域にいた選手たちがバルサの中盤にはいたわけじゃないですか。スペインの代表にもいたわけじゃないですか。
世代交代失敗って僕が思っているのは、そこ。さらに上の領域には全然いけてないですよね。
例えば、バロンドールの候補になるとか、そういう領域には全然いけてないっていう認識ですよね。
いずれにしても、いま現時点でそうなってないことは、日本にとってはめっちゃチャンスですよね。
格上かどうかと聞かれたら、格上だと思うんですけど、でも、どうにもなんないほどのレベルっていう感じは全然ないですよね。
スペインはチームとしてもう少し止め方を考えたほうがいかなぁっていう気はしますね」
バルセロナとスペインの中盤でプレーするペドリとガビについて、世界のトップオブトップまでは至っていないと指摘。
それまでのスペインのMFと比べると、まだまだという認識のようだ。ただ、2人はまだ19歳と18歳という非常に若い選手でもあるが…。
そのうえで、本田は日本対スペイン戦の予想スコアは1-1としていた。
なお、今大会のスペイン代表の背番号はこうなった。
GK
1、ロベルト・サンチェス(ブライトン)
13、ダビド・ラジャ(ブラントフォード)
23、ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)
DF
2、セサル・アスピリクエタ(チェルシー)
3、エリック・ガルシア(バルセロナ)
4、パウ・トーレス(ビジャレアル)
15、ウーゴ・ギジャモ(バレンシア)
14、アレハンドロ・バルデ(バルセロナ)
18、ジョルディ・アルバ(バルセロナ)
20、ダニ・カルバハル(レアル・マドリー)
24、エメルク・ラポルト(マンチェスター・シティ)
MF
5、セルヒオ・ブスケツ(バルセロナ)
6、マルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリー)
8、コケ(アトレティコ・マドリー)
9、ガビ(バルセロナ)
16、ロドリ(マンチェスター・シティ)
19、カルロス・ソレール(PSG)
26、ペドリ(バルセロナ)
FW
7、アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー)
10、マルコ・アセンシオ(レアル・マドリー)
11、フェラン・トーレス(バルセロナ)
12、ニコ・ウィリアムス(アスレティック・ビルバオ)
17、ジェレミ・ピノ(ビジャレアル)
21、ダニ・オルモ(RBライプツィヒ)
22、パブロ・サラビア(PSG)
25、アンス・ファティ(バルセロナ)
ガビは9番、ペドリは26番と特徴的な数字に。
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注目のスペイン戦は12月1日に行われる。