長年の支えに感謝 22日 40周年記念の日 上越市寺町のコーヒーハウス・あいん

 上越市寺町のコーヒーハウス・あいんは今年、開店40周年を迎えた。長年の感謝を込め、22日を記念の日として、来店者に粗品を進呈する。

「あいん」の店主、関久枝さん

 店主は妙高市の関久枝さん(73)。地元出身で、亡き夫の義雄さんと名古屋で喫茶店を経営し、Uターンして昭和57年11月12日にオープンした。店の前の上越大通りは、当時国道18号線で行き交う車が多くにぎわったという。
 久枝さんは義雄さんが17年前に体調を崩して以来、1人で店を切り盛りしてきた。昭和レトロな喫茶店が次々に姿を消す中、常連客の憩いの場として続けてきた。
 メニューはコーヒー、紅茶などのドリンクと、ピザやサンドイッチなどのセットがある。ロールパンにベーコンや卵を挟んだ「フレッシュギャルセット」も人気だという。焼きそばやハンバーグなど定食も充実している。
 常連客は久枝さんと同じくらいの年代が多い。「1日でも長く続けてほしい」との声を受け、「感謝しかない。癒やしの場としてもう少し、できる限り頑張りたい」と思いを話した。営業時間は正午から午後6時まで。

上越大通り沿いの寺町に立地。花が飾られている店として知る人も多い

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