アルゼンチン代表の一員としてワールドカップ2022に臨むリオネル・メッシ。今大会が最後になると宣言しており、その有終の美を飾れるかが注目される。
今回は『Planet Football』から「リオネル・メッシが今回のワールドカップで達成できる7つの記録」をご紹介する。
2回目のゴールデンボール賞
2014年大会のリオネル・メッシは決勝まで進んだが、最後にドイツ戦で敗れた。ただ個人としては素晴らしいパフォーマンスを見せたため、大会のMVPに当たるゴールデンボール賞を獲得している。
ただ、このゴールデンボール賞を2回獲得した選手はいままで一人もいない。2018年のルカ・モドリッチとともに、この大会で史上初の記録を達成できる可能性がある。
アルゼンチン代表でのW杯試合出場数
間違いなくこれは破られる記録だ。これまでの最多出場はディエゴ・マラドーナの21試合であった。
リオネル・メッシは大会前の段階で19試合となっており、グループステージで全て出場するだけで22に到達する。サウジアラビア戦で1試合出場できたため、現在あと2試合となった。
ワールドカップ史上最多出場試合数
アルゼンチン代表での試合出場試合数のみならず、ワールドカップにおける史上最多出場試合数をも更新する可能性がある。
これまでの最多記録を保持しているのは元ドイツ代表のローター・マテウスで、ワールドカップで25試合に出場した経験を持っている。メッシはあと6試合必要であるため、決勝まで進まなければならない。
ワールドカップ5大会出場
この記録を達成しようとしているのはリオネル・メッシだけではなく、クリスティアーノ・ロナウド、ギジェルモ・オチョア、アンドレス・グアルダードもそうだ。2006年から5大会目の出場となる。
これまで5大会でプレーしたのはアントニオ・カルバハル、ローター・マテウス、ラファエル・マルケスの3名だったため、今回4名がそれに加わりそうだ。
W杯での通算アシスト数
あまり注目されていない記録であるが、これを保持しているのはあの伝説の選手ペレである。
リオネル・メッシはそのアシスト数を現在5としており、この大会で5回決めればその記録に並ぶ。ちなみにパリ・サンジェルマンでは半年で14アシストを決めており、不可能なことではない。
アルゼンチン代表でのゴール数
意外にも、アルゼンチン代表のワールドカップにおける最多得点者はリオネル・メッシではない。3大会に出場したガブリエル・バティストゥータだ。
彼の記録は10ゴールで、リオネル・メッシはまだ6ゴールだ(サウジアラビア戦でそれに1点を追加している)。この大会が最後となるため、あと3点以上が必要となる。
最多勝利数
ワールドカップの歴史上、最も多くの勝利を味わった選手は誰か。それはドイツ代表のストライカーであるミロスラフ・クローゼである。彼は17試合に勝利しているが、メッシはそれを超えるチャンスがある。
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メッシは現在12勝をあげている。サウジアラビア戦ではそれを積み上げられなかったため、少なくともこの大会で最後まで勝ち残らなければいけない。