福井県総合美術展2022の知事賞に7人、入賞・入選504点発表 福井県立美術館で11月23日開幕

絵画造形知事賞 別司佑輔さん(福井県敦賀市)の「SELF CONTROL」

 第73回福井県総合美術展(福井新聞社後援)は11月23日、福井県福井市の県立美術館で開幕する。7部門の入賞・入選504点が22日発表され、知事賞には絵画造形の別司佑輔さん(38)=敦賀市=ら7人が輝いた。

 日本画、絵画造形、彫刻、工芸、書道、デザイン、写真の7部門。一般の部には中学生から90代のベテランまで601人から684点の応募があった。

 知事賞は別司さんのほか、日本画の田崎伊都子さん(あわら市)、彫刻の西井武徳さん(福井市)、工芸の寒蝉久美江さん(越前市)、書道の中川友恵さん(坂井市)、デザインの渡辺陽向さん(福井市)、写真の山岸秀之さん(敦賀市)。

 前期展(23~27日)は一般の部の入賞103点と入選401点を展示する。展示替えのため28、29日は休館。後期展(30日~12月4日)は入賞103点と会員(無鑑査作家)の作品161点、子ども展の入賞・入選110点を展示する。

 23日は午前10時から開場式があり、一般公開は同11時から。入場料は一般500円。大学生以下は無料。会期中、過去10回の知事賞受賞作の回顧展も開催。12月3日午後2時からはメディアアート作家の山本圭吾さん(福井市)の講演会がある。表彰式は同4日。

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