W杯日本代表、ドイツをガチで破壊しうる5人の英雄候補

日本代表の2022年ワールドカップが遂に開幕する。

初戦の相手は、強敵ドイツ。当然、格上になるが、勝機がないはずはない。

ここでは、初戦の戦いで爆発に期待したいアタッカーたちを指名してみる。

鎌田 大地

ドイツの崩し方を一番知っている男といえば鎌田大地に違いない。

アイントラハト・フランクフルトの中心選手としてブンデスリーガ有数の攻撃的MFに成長した。飄々としたキャラクターも、ワールドカップ開幕戦という特殊な舞台で力を発揮できる要素の一つだろう。

システムがおそらく4-2-3-1に変わるであろうというのも彼にとっては好条件だ。トップ下ならば彼のプレーがより攻撃面で生かされるであろうし、押し下げられたときのディフェンス面でも抜かりなくやれるはず。

三笘 薫

大会を前に体調不良で離脱していたという三笘薫。チームに合流するのは直前となってしまったが、逆に言えば体はかなり休まったことだろう。もともと彼は環境に関係なく自分のプレーに集中できるタイプで、このようなトラブルに左右される選手でもない。

前田大然や浅野拓磨のスピードに70分対応した後に出てくる休養十分の三笘薫…もしそれが0-0の状況であったなら、ドイツ代表が誇る世界有数のディフェンダーであっても対処はかなり困難なはずだ。

久保 建英

今季レアル・ソシエダに移籍したことが大きな転機になった久保建英。左サイドでも十分にプレーできるという自信をつけ、もはやウイングとしても一流の存在になったと言えるだろう。

中に入ってゴールを奪いに行く南野拓実、縦の仕掛けが得意な相馬勇紀、スーパーサブの三笘薫と特徴がはっきりする選手が多い左サイドであるが、久保建英ならだいたいどれでもこなせる。スペインで培った強い相手への対応能力を見せてほしいところだ。

伊東 純也

日本代表のエースは間違いなく伊東純也。それはどんな識者でも理解することだろう。スピードに乗ったスペースへの走りとドリブルは、世界のどんなディフェンダーでも手を焼くほどの爆発力がある。

特に今回ストライカーが浅野拓磨、前田大然とスピード系であるため、そのようなカウンター攻撃の機会が増加するはず。伊東純也がワールドカップの舞台で活躍する状況は整った。

堂安 律

どういった出場機会になったとしても、どんな相手でも、堂安は強い気持ちで臨むはずだ。

今季戻ってきたブンデスリーガでは見事なプレーを見せており、ドイツ相手にも苦手意識はない。

特に大きいのは、守護神マヌエル・ノイアーからゴールを奪っているという事実。2020年のビーレフェルト対バイエルン戦では圧巻のシュートを決めている(以下動画46秒~)。

この時は点差がついていたことで守備はやや甘かったが、シュートは文句なし。

出場機会があれば、その左足で何かを起こす可能性はあるはずだ。

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注目の一戦は、日本時間23日22時にキックオフされる。

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