日本代表、カタールW杯「ドイツ戦」採点!最高評価は“強度”が光ったMF

GK:権田修一 7.5

PKを与えた場面は慎重さが必要だったが、後半はビッグセーブを連発。逆転の下地を作った。

DF:酒井宏樹 7.0

ドイツ相手にも対人の強さを発揮。前半の守備がハマらない状況ではもう少しうまく伊東を動かしたかった。

DF:板倉滉 7.0

怪我のブランクを感じさせない働きで最少失点に抑える。浅野の逆転弾を導いたロングパスも見事。

DF:吉田麻也 7.0

セットプレーの強いドイツに対して高さを担保。プレーの切り方もベテランらしいうまさがあった。

DF:長友佑都 6.5

ドイツが左肩上がりだった分立ち回りが難しかったが無難にこなした。後半のシステム変更にもしっかり対応。

MF:遠藤航 8.0

いるといないではやはり中盤の強度が違う。細かい局面の勝ち負けでチームを助け試合の均衡を保った。

MF:田中碧 6.0

ボールの引き出し役としてビルドアップを円滑にしたものの、守備では苦戦。イエロー覚悟のファウルもできなかった。

MF:伊東純也 7.0

攻撃面では期待されたものを出せなかったが、機動力を生かした守備は90分間チームの力になった。

MF:鎌田大地 7.0

相手にボールを持たれた前半は存在感を発揮できず。ただ前がかりになった後半はボールに絡み攻撃を動かした。

MF:久保建英 6.0

鎌田同様ボールを持てない状況では持ち味を発揮できなかった。前半で交代も試合終了後の表情は晴れ晴れ。

FW:前田大然 6.0

持ち前のスプリント力で果敢にプレッシング。オフサイドでノーゴールとなった場面はもう少しタメられたはず。

DF:冨安健洋 7.0

後半頭に投入され3バックの左へ。吉田が苦しんでいた左足での展開により攻撃面でも違いを見せた。

MF:三笘薫 7.5

左WBで出場。ドリブラーとしての判断力が日々向上している。同点弾の場面では相手の注意を完全に引きつけた。

FW:浅野拓磨 7.5

高いシュート意識が逆転弾につながった。得点に至るまでの抜け出し、ワンタッチコントロールも完璧。

MF:堂安律 7.0

1点ビハインドの場面で投入され、攻守にアグレッシブさを見せた。大事な試合で得点できるのが堂安。

MF:南野拓実 6.5

三笘のパスから同点弾につながる折り返し。プレッシングも効いていたがエリア内以外でも仕事がしたい。

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森保一監督 8.0

うまくいかなかった前半に動くこともできたはずだが、選手を信じて結果最少失点。後半の積極采配で逆転まで持っていったことには脱帽するしかない。

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