埼玉県警浦和署は22日、詐欺未遂の疑いで横浜市中区千代崎町2丁目、自称会社員の男（36）を逮捕した。
逮捕容疑は、氏名不詳者と共謀してさいたま市浦和区の女性（88）に対し、22日午後1時半ごろから孫を名乗り「あと200万円くらい必要」などと複数回電話し、現金をだまし取ろうとした疑い。
同署によると、女性は過去にも孫を名乗る男から「かばんを紛失した」などと電話があり、現金100万円をだまし取られていた。別居する娘に相談して詐欺だと分かり、同日午後2時40分ごろに娘が110番した。
自宅付近を警戒していた警察官がスマホを見ながら歩く男を職務質問した。「荷物を取りに行ったが、お金だとは知らなかった」と容疑を否認しているという。
