スバル『WRX S4』『レヴォーグ』を一部改良。操作性を見直すとともにリレーアタック対策も

 スバルは11月24日、スポーツセダンモデルの『WRX S4』、およびツーリングワゴン『LEVORG(レヴォーグ)』の一部改良モデルを発表した。

 今回行われた仕様変更は両モデル共通で、ユーザーの利便性と操作性を高めるもの。具体的には3つの改良を確認することができる。

 ひとつめの改良は、ヘッドライトおよび室内灯の自動消灯機能の追加だ。これによりライト等を消し忘れた状態でクルマを離れた場合でも、バッテリーあがりを防ぐことができる。

 ふたつめは、近年増加している車両盗難の手口のひとつである“リレーアタック”に対応したものだ。リレーアタックとは、スマートキーから発せられる微弱な電波を特殊な器械で中継させ、その電波を用いてクルマの施錠を解除する手口。

 この方法に対応するため、一部改良モデルではスマートキーにスリープ機能、およびモーションセンサーが搭載され、使用時以外はスマートキーが電波を発しない仕様となっている。

 改良点の3つめはライティングスイッチの変更だ。従来モデルでは『車幅灯/尾灯&OFF』が1ポジションだったが、改良後のモデルは操作性が見直された結果『車幅灯/尾灯』と『OFF』の2ポジションとなった。

 これらの改良を受けた両モデルの価格は、『WRX S4』が400万4000~482万9000円、『レヴォーグ』は310万2000~482万9000円(ともに税込)となっている。

スバル・レヴォーグ

© 株式会社三栄